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秋田蘭画

秋田蘭画とは?

江戸時代に、小田野直武など秋田の武士たちが西洋の絵に影響を受け、遠近法や陰影法を取り入れて生み出した、それまでの日本になかった新しい描き方の絵を「秋田蘭画」といいます。

小田野直武「不忍池図 」(重要文化財) 1770年代

「解体新書」の挿絵を担当した小田野直武の作品です。
西洋美術の遠近法(遠くと近くを描き分ける画法)と影の表現(立体感を出す画法)を学んで描いています。
年に一度は公開するので、アリゾーを探しに来てね。

小田野直武「富嶽図」 1770年代

小田野直武の風景画で、富士山を南側から描いています。
遠くのものほど絵の具をだんだん淡くして、遠近感を表現しています。
旅姿の二人はちょんまげだけど、本当に日本人かな?

 小田野直武「唐太宗・花鳥山水」(重要文化財)1770年代

中国の昔の王様を描いた小田野直武の作品です。
床にはしかくいマスが描かれ、遠近感が表現されています。
あれっ、王様の左手になにかいるぞ!

秋田県立近代美術館 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
Tel 0182-33-8855 Fax 0182-33-8858
mail:[email protected]
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