館概要・ごあいさつ
特任館長ごあいさつ
秋田県立近代美術特任館長の仲町啓子です。2016年4月より就任いたしました。河野元昭前館長の大学時代の後輩です。
当館は、1994年にオープンして以来、江戸時代中期に花開いた「秋田蘭画」や秋田ゆかりの作家を紹介するコレクション展とともに、内外の優れた美術を展示する特別展など、数々の展覧会を重ねてきました。
同時に、美術館講座やさまざまな美術教室を開催し、教育普及活動にも力を入れて参りました。幼児からシニアまでの多くの方々に、美術を見る楽しみ、作る喜び、触れる感動を味わって戴きたいという気持ちから、出前美術展など、館の枠を越えた活動も繰り広げています。
地域との交流を大切にするミュージアムとして、これまで以上に多彩な活動を展開したいと考えております。さらに、秋田には「秋田蘭画」をはじめ世界に誇る美術遺産がたくさんあります。その良さを広く発信して行くのも任のひとつと思っております。多くのみなさまの御来館をお待ちしております。
美術館の概要
秋田県立近代美術館は、1994(平成6)年4月20日に秋田ふるさと村内に開館しました。江戸時代中期から後期にかけて秋田藩主や藩士によって生み出された「秋田蘭画」をはじめ、江戸時代後期から現代にいたる秋田ゆかりの作家が描いた作品を収集するとともに、多彩な芸術を紹介する特別展・企画展やコレクション展を開催しております。また誰もが気軽に利用できる美術館を目指し、美術館講座や出前美術館、創作体験を楽しめる美術館教室などの教育普及活動を積極的に行っています。
目指すもの -「秋田の文化を未来につなぐ」-
美術に親しみ、心の糧になる、県民のための美術館
多くの県民が関心を持つことのできる魅力ある展覧会や出前美術館を企画・開催し、芸術鑑賞の機会の充実を図ります。
本県の生涯学習を推進し、学校教育を支援する美術館
楽しみながら美術への関心を深めてもらうため、美術館講座、各種美術教室などを開催するとともに、セカンドスクール等では小中学校に本物の美術作品に触れ、美術を見る楽しみ、作る楽しみを体験してもらうことにより豊かな心を養います。
ふるさと秋田の文化を守り発信する美術館
秋田を代表する作家を中心に優れた美術品の収集・保存に努め、調査研究の体制を充実するとともに、その成果を広く発信します。
沿革
1988年 | 11月 | 秋田ふるさと村(仮称)建設基本構想策定 |
1989年 | 5月 | 秋田郷土美術館(仮称)建設基本構想策定 |
12月 | 秋田ふるさと村(仮称)建設基本計画策定 | |
1990年 | 6月 | 文化課に新美術館建設準備担当設置 用地取得・造成工事着工 |
1991年 | 6月 | 美術館建設工事着手 |
1993年 | 6月 | 美術館建設工事完成 |
建設地 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62ー46 敷地面積 164、936.81㎡(秋田ふるさと村) 構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地下1階 地上7階 PH 1階 建築面積 2、947.32㎡ 延床面積 11、166.50㎡ 設計 株式会社 山下設計東北支社 建築工事 大成・フジタ・三井・伊藤建設工事企業体 | ||
5階展示室(4室)983.10㎡ 6階展示室(3室)786.90㎡ ハイビジョン・ギャラリー241.9㎡ 収蔵庫(5室)852.9㎡ 会議室69.4㎡ 実習室・準備室135.0㎡ 図書資料室160.5㎡ 調査研究室45.5㎡ 研修室226.7㎡ 展望ラウンジ128.9㎡ | ||
1994年 | 4月 | 4月20日開館 |
1997年 | 6月 | 天皇・皇后両陛下行幸啓 |
1999年 | 4月 | 秋田ふるさと村入村料無料化 |
2001年 | 1月 | 展示室以外の館内無料化 |
2001年 | 9月 | 入館者数 1,000,000人を達成 |
2007年 | 10月 | 入館者数 1,500,000人を達成 |
2013年 | 12月 | 入館者数 2,000,000人を達成 |
2018年 | 2~3月 | 休館し、館内改修工事を実施 |
2018年 | 4月 | リニューアルオープン |
2018年 | 8月 | 入館者数 2,500,000人を達成 |
秋田県立近代美術館 〒013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
Tel 0182-33-8855 Fax 0182-33-8858
mail:[email protected]
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